地域密着型クリニックの事例で解説!サイトリニューアルで心がけたい三つのポイント

サイトリニューアル ブランディング 集客

この記事のサマリー

  • ウェブサイトリニューアルで意識すべきこと。
  • 事例を通じて、具体的な取り組み方を紹介する
  • ユーザーにとって使いやすいウェブサイトを目指すための工夫

目次

ポイント1:
コンセプトを効果的に伝えるデザイン

ウェブサイトのリニューアルを検討する主な理由の一つに、「伝えたいメッセージが適切に伝わっていない」という課題があります。この問題は、単に情報の有無だけでなく、ビジュアルデザインから受ける印象が企業やブランドの本質と合致していないことに起因することが多いです。

例えば、地域密着をイメージさせるためには、ナチュラルカラーとやさしい雰囲気のイラストで伝え、親近感や信頼感を高めます。


小樽市朝里「笠間歯科」

小樽市の朝里エリアで、1979年から40年以上にわたって地域医療に貢献している歯科医院です。2023年3月に新しい院長となり、ウェブサイトを立ち上げることに。

リーグラフィではウェブサイトの構築はもちろん、ロゴ制作や撮影ディレクションなども担当しました。

全体としてナチュラルカラーの配色にし、落ち着きと親近感を演出。ところどころに配置したやさしい雰囲気のイラストがアクセントになっています。

診療紹介設備に関するコンテンツを充実させ、信頼できる歯科医院であることを伝えています。今の時代に合わせて、診療予約をネットでも受け付けられるように、顧客サポートにも力を入れています。

ポイント2:
わかりやすいアクセス情報

ウェブサイトでは、ユーザーが求める情報をストレスなく迅速に見つけられることが重要です。

例えば、ファーストビューで営業(診療)時間や夜間診療の有無、院内の様子やアクセス情報をわかりやすく伝えます。


札幌市豊平区「さいぜん内科循環器科クリニック」

札幌市豊平区平岸にある内科、循環器内科、呼吸器内科のクリニックです。地域の「かかりつけ医」として、月・水・金曜日は午後7時半まで受付。無料駐車場を備えるだけでなく、札幌市営地下鉄南北線の「平岸駅」から徒歩5分、バス停からも至近。アクセスのよいクリニックです。

働いている方は、平日日中の受診はむずかしい場合がほとんどでしょう。夜間診療に対応していることは、クリニックの魅力であると同時に、地域医療へのさらなる貢献にもなります。夜間診療をトップページのファーストビューでわかりやすく伝えることは、近隣の方への周知につながります。

また、院内の写真を豊富に掲載し、どのような雰囲気のクリニックかをわかりやすく伝え、近隣の方が安心して来院できるように配慮しています。

2024年7月のリニューアル以降、「お知らせ」も一定の頻度で投稿。CMS実装によって、院内のスタッフの方でもブラウザさえあれば投稿できる仕組みを整えています。

ポイント3:
魅力を最大限に引き立てるコンテンツ

必要な情報の構成が決まったら、次はその内容をどのように効果的に表現するかを検討しましょう。

例えば、高級感のある色合いでエレガントな雰囲気を持つクリニックでは、洗練された色使いによって全体的にエレガントな印象を与え、高品質の写真を使用して充実した設備を視覚的に伝えることが重要です。


小樽市桜町「辻歯科医院」

小樽市桜町で審美歯科の診療に力を入れている歯科医院です。メインカラーにえんじ色、アクセントカラーに落ち着きのある金色を使い、女性目線でのエレガントな雰囲気を演出しています。

プロカメラマンに撮影を依頼し、写真ひとつひとつにもこだわりを。クリニックの雰囲気をわかりやすく伝えることはもちろん、治療前から治療後までを疑似体験できるように工夫しています。

特に「設備」では、衛生管理の徹底と、全個室でプライバシー保護に力を入れていることをアピール。診察台の高品質な写真から、安心感や信頼感が伝わってきます。

以上、リーグラフィが手がけた3つの事例を通して、心がけたいウェブサイトのポイントを解説しました。

ウェブサイトの目的は、企業や店舗、クリニックを「よく見せかけること」では決してありません。事業者の思いや取り組みを顧客にわかりやすく伝えること、今回の事例でいえば、地域密着型クリニックとして、近隣のみなさんにどのように貢献しているのかを伝えることが目的のひとつです。

3つの事例に共通するのは、トップページのファーストビューで、

  • 笠間歯科「気持ちよく噛めることの喜びをお届けしたい」
  • さいぜん内科循環器科クリニック「皆様に信頼されるかかりつけ医」
  • 辻歯科医院「あなたの笑顔を輝かせる」

と、クリニックの目的を明確に伝えている点です。

このように、事業者が顧客にどのように貢献したいのか、それをウェブサイトでどのようにアピールすべきかは、制作会社が事業者にていねいにヒアリングをし、打ち合わせを重ねながら決めるべきものです。

単にデザインがよければよい、事業者側が伝えたいことを伝えられればよいと考えてリニューアルした場合は当然、顧客にとってわかりにくく使いにくいウェブサイトになってしまいます。

事業者と顧客をしっかりと理解し、成果の高いウェブサイトを作れる制作会社をお探しの方は、ぜひリーグラフィにご相談ください。

ホームページの制作・運用に関するご相談・ご依頼は、
札幌・東京を拠点とするクリエイティブカンパニーリーグラフィまでお気軽にどうぞ!

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