ウェブサイトより重要な場合も?特設ページを活用しよう
この記事のサマリー
- 特設ページ(LP)はユーザーの行動を促す「目的特化型」ページ
- 長めの1ページ構成が主流で、ストーリー展開が重要
- 問い合わせや予約促進などに最適なツール
目次
そもそも、特設ページは企業サイトとどう違うの?
企業サイト(コーポレートサイト)など通常のウェブサイトには、会社の雰囲気や取り組みなどを幅広く伝える役割があります。その分、「ユーザーにどのような行動をしてほしいのか」が、必ずしも明確ではないか、ユーザーに伝わりにくいことが多いものです。
一方、特設ページ(LP)では、問い合わせ、資料請求、来店予約、購入など、ユーザーの具体的な行動を力強く後押しするメッセージやデザインを重視します。いわば「目的特化型」のページといえるでしょう。
そのため、1ページといっても、かなり長めの内容で構成するのが一般的です。ユーザーに行動を起こしてもらえるように、上から順にストーリーを展開するような構成にし、写真や文字を大胆に配置するからです。
1ページではなく複数ページを用意する場合は「特設サイト」と呼んだりしますが、特に理由がない限り、長めの1ページで伝えきるのがトレンドです。
特設ページ(LP)事例1:必要な知識をていねいに解説
ひとつ目の事例として、愛知県豊橋市でトレーラーハウス製造・販売を手がける「ルクラ」の「失敗しないトレーラーハウス選び」というページを見てみましょう。
トレーラーハウスを住居や店舗に利用したい人向けに、メリットやデメリット、コンテナハウスやキャンピングカーとの違いをていねいに解説することで、ユーザーに「問い合わせ」「資料請求」「展示会の見学」などの行動を起こしてもらえるように構成しています。
特設ページ(LP)事例2:販促・予約につながる集客特化型
札幌の「アメカジ工務店」という住宅ブランドの特設ページを見てみましょう。
新築戸建て住宅を検討している方向けに、オープンハウスへの見学予約を促すことに特化したページです。
住宅の魅力やベースとなるプラン、お客様の声を掲載し、ブランドの魅力を発信しつつも、しっかりと集客に繋げられるように構成しました。
さらに実際にオープンハウスで「見るべきポイント」を示すことで、来場の動機づけをアップさせています。最後の現在開催中のオープンハウスは、ウェブサイトの最新情報と連動しています。
特設ページ(LP)事例3:ファーストビューで伝えきる工夫
インプラントオフィス大通(医療法人社団 千仁会)の「マウスピース矯正」の特設ページを見てみましょう。
ファーストビュー(スクロールせずに見える最初の画面)だけで、伝えるべきことをきちんと伝えきっているのが特徴的です。
具体的には、マウスピース矯正であなたがどのように変わるのか(「もっと輝く、ステキな笑顔。」)、相談無料や料金の目安、「目立ちにくい」「痛みが少ない」「 取り外しが簡単」という他の矯正治療にはないメリット、所在地やアクセス方法、診療時間といった内容です。
スクロールをしていくと、それぞれの内容がいっそう詳しくわかる、という構成になっています。実例写真なども掲載しており、見た人は「来院予約をして相談したい」という気持ちになるでしょう。
特設ページ(LP)事例4:具体的なメリットを力強く示す
最後に、リーグラフィで企画制作・募集をしている「Figma 企業向け研修講座」の特設ページを見てみましょう。
こちらもファーストビューで伝えきる内容であり、Figmaを業務に取り入れることで、「毎日1時間得する」という具体的なメリットを打ち出しています。
他のツールと比較したFigmaのメリットや業務改善の具体例、初級講座の他にも、デザイナー向けの中級講座、ディレクター・マーケター向け講座を用意し、参加者に合わせた研修を実施できることをアピール。「ご相談・お申し込み」につなげています。
以上、4つの事例を通して、特設ページ(LP)がどのようなものかを解説しました。
特設ページは「目的特化型」のページであり、「ユーザーに行動を起こしてもらうには、どのような構成がベストか」という視点で制作します。
企業サイトや店舗サイトはあるけど、問い合わせが少ない、採用への応募が少ない、資料請求が少ない、来店予約が少ない、といったお悩みを抱えている方は、ぜひ「特設ページ」の活用を検討してみてください。
特設ページを企画段階からしっかりと検討したい方は、リーグラフィにお気軽にご相談ください。
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