今年こそ、本格的に取り組みたい! コンテンツマーケティング

この記事のサマリー
- コンテンツマーケティングの目的は見込み客獲得と顧客関係の構築。
- 記事投稿、動画配信、SNS活用など多様な手段がある。
- 長期視点で継続し、自社に最適な施策を選定することが重要。
目次
コンテンツマーケティングの目的
コンテンツマーケティングの主な目的は、次のとおりです。
- 見込み客に認知を広める
- 見込み客を育成する
- 顧客の行動を促す
- 顧客との信頼関係を築く
- 顧客ロイヤリティを高める
このように、見込み客との接点づくりから、顧客との関係性を深める活動までを含みます。
現実的には、これら5つすべてに十分な力を割くことが難しいケースも大いにあります。
その場合は、見込み客に対して効果的な手法に専念するか、逆に既存顧客の行動を促すことを優先する(アップセルやクロスセルを提案するなど)といったように、どちらかの顧客に向けた施策を行うとよいでしょう。
このような判断は、企業が抱えている課題感にもとづきます。つまり、見込み客になかなかリーチできていない、という課題を持っていれば前者を、既存顧客のリピート率が低かったり、顧客単価がなかなか上がらない場合は後者を、ということです。
コンテンツマーケティングの種類
コンテンツマーケティングにはさまざまな種類がありますが、代表的なものは次のとおりです。

これらのうち、「オウンドメディアへの記事投稿」がもっとも総合的な施策といってよいでしょう。
なぜなら、記事から資料ダウンロードにつなげたり、新着記事をSNSやメールマガジンでお知らせしたりと、オウンドメディアを起点に複数の施策を実施できるからです。
また、コストはかかりますが、動画配信もさまざまな企業が取り組んでいる施策のひとつです。YouTubeのような長尺の動画だけでなく、InstagramのリールやTikTokでショート動画を配信する、という選択肢もあります。
インフォグラフィックスは、ランディングページ(LP)や採用サイトなどで特に効果的な施策です。さまざまなデータをわかりやすく魅力的なグラフィックスにまとめ、ページに掲載するのが一般的です。
コンテンツマーケティングのメリット
コンテンツマーケティングのメリットとして、次のものが挙げられます。

これらの中でも特に強調したいのが、「見込み客へのアプローチです」。
オウンドメディアを運用した場合、主な流入経路は検索エンジンであり、新規ユーザーが7〜8割前後となるケースがほとんどです。つまり、コーポレートサイトだけではリーチできない新たなユーザーとの接点づくり、という効果が期待できます。
このような見込み客へのアプローチは、SNS投稿や動画配信も同様です。消費者がSNSや動画視聴に割く時間が増えている現在、それらのサービス上に自社が存在していなければ、消費者と接点が作れないことになります。
コンテンツマーケティングの注意点
コンテンツマーケティングを行う際は、次の点に注意しましょう。

コンテンツマーケティングは、半年や一年で終わる取り組みではありません。数年間、あるいは十年以上にわたって取り組み続ける施策です。
オウンドメディアを例に考えると、何年にもわたって記事を追加し続けることができるのか、どのくらいの頻度で追加するのかなど、社内体制などを踏まえて現実的なラインを考える必要があります。
また、さまざまな施策の中からどれを選ぶのか、何に取り組むのかを精査することも大切です。
SNSといっても、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、TikTok、LINEといったさまざまなサービスがあり、自社にとって効果的なサービスを選び、それに集中する必要があるのです。
そもそも、B2B企業であれば、SNSではなく資料ダウンロードやメールマガジンの配信に力を入れたほうが効果が高いかもしれません。
このように、企業によって効果的な施策は異なること、長期的に続けられる施策を選ぶことが、コンテンツマーケティングではとても重要です。
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以上、コンテンツマーケティングについてさまざまな切り口から解説しました。
自社にとって効果的なコンテンツマーケティングを知りたい方、具体的な施策を計画したい方は、ぜひリーグラフィにご相談ください。
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