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店舗運営にきっとプラスになるInstagramの使いこなし術
この記事のサマリー
- Instagram活用で押さえておきたいポイント
- 投稿、ストーリーズ、リールの違い
- ショップサイトへの直接の動線として「ShopNow」の開設がおすすめ
目次
国内の月間アクティブユーザー数が3,300万人に達している「Instagram」。以前は「若者向け」と見られていましたが、現在は40代以上のユーザーも多く、特に実店舗型のビジネスでは日々の活用が必須の時代となっています。
Instagramというと「写真が投稿できるだけでしょう?」とお考えの方。今はひとつの投稿に写真や動画を複数含められるほか、24時間限定の「ストーリーズ」、音楽を組み合わせて訴求できる「リール」など、数年前とは比べ物にならないくらいに機能が増えています。
それでは、店舗運営を念頭に、Instagram活用で押さえておきたいポイントを解説します。
投稿、ストーリーズ、リールの違い
投稿は、写真や動画を複数(10個まで)含められるアーカイブ型で、ずっと残ります。以前は正方形のみでしたが、現在は3:4の縦長サイズでも投稿できます。
ストーリーズは、24時間で消えるエフェメラル型です(エフェメラル=一時的な)。ただし、ストーリーズハイライトとしてまとめておけば、ずっと残すことができます。
リールは、写真や動画に音楽を組み合わせるタイプの投稿です。最近「トランジション」という機能が追加され、写真や動画の切り替わりの際にフェードイン・フェードアウト効果などをつけられるようになりました。
Instagramの活用目的と投稿タイプ選び
店舗のInstagramの活用目的としては、
- 来店促進
- 営業日・定休日・臨時休業日の告知
- コミュニケーション
の3つがあります。
来店促進は、日々の投稿によってお店の魅力を伝えることで達成されます。たとえば、飲食店であれば料理を、美容室であればカットの様子を写真や動画で伝えましょう。
さらに、通常の投稿だけではなく、音楽を組み合わせたリールをたまに投稿すると、訴求力が高まるでしょう。
営業日・定休日・臨時休業日などをきちんと伝えることも大切です。プロフィールに書いておいてもよいのですが、月によってイレギュラーな休業日が発生する場合は、カレンダー形式の画像で伝えるとよいでしょう(Instagramで「営業日カレンダー」と検索すると、参考になる画像が見られます)。
なお、急な臨時休業をストーリーズで伝えるお店をたまに見かけますが、ユーザーはストーリーズの存在に気づかないケースも多いので、投稿で伝えたほうが確実です。
最後のコミュニケーションは、投稿に対するコメントに返信したり、ハッシュタグやアカウントタグ、店舗の位置情報(ジオタグ)をつけて投稿してくれたユーザーにお礼のコメントをつけたり、といった活動を通じて、お客さんの親近感やロイヤルティを高めることです。
お店の今を「ライブ配信」で伝える
お店の現在の様子を「ライブ配信」で伝える方法もあります。作成ボタン(+記号)から「ライブ」を選択すると、フォロワーのうち何人がオンライン中かが表示され、公開範囲などを設定の上、ライブ配信を開始できます。
視聴者からコメントや質問を受けたり、視聴者の中から動画に加わってもらう「コラボ配信」なども可能です。
ショップを開設できる「ShopNow」
Instagramには、オンラインショップを開設するための「ShopNow」という機能があります。
Instagramの投稿では、URLを含めてもリンクにはならないので、直接的な動線にはなりにくい一方、「ShopNow」では各商品に詳細ページや購入ページへのリンクボタンを設定できるので、販売促進につながります。
ただし、「ShopNow」の設定はやや複雑で、別のSNSであるFacebookに商品カタログを作成し、審査を受けてから開設となります。商品によっては審査がスムーズに通らない(何度か再申請が必要になる)ケースがありますので、開設までには2週間程度はかかると考えておきましょう。
以上、Instagramの活用方法をお伝えしました。
通常の投稿だけでなく、ストーリーズやリール、ライブ配信なども活用して、お店の魅力をどんどん発信していきましょう。
オンラインショップを運営している店舗は、ショップサイトへの直接の動線として活用できる「ShopNow」を開設するのがおすすめです。
Instagramの活用にあたってサポートが必要な場合は、ぜひリーグラフィにご相談ください。
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