2023.12.01 最終更新日: 2023.12.5

人を引き寄せる展示ブースの特徴 4選

この記事のサマリー

展示会に出展するとさまざまなメリットがある
人を引き寄せる展示ブースの特徴4選

弊社は、2023年11月9、10日に開催された北海道ビジネスEXPO2023に初めてDX企業として出展しました。

リーグラフィの展示ブースには2日間で合計162名、ほぼ途切れることなく来客があり、初めての展示会を大盛況で終えることができました。

今回は、その出展の経験と結果に基づき、これから出展を考えている企業様や展示ブース作りの要点を知りたい方へ向けて『人を引き寄せる展示ブースの特徴』をご紹介します。

「展示の準備を進める前に知りたかった」と思う情報も含めていますので、展示ブースを作る際に是非とも参考にしていただければ幸いです。

展示会とは

一般的に展示会はビジネスを対象にし、企業が自社のサービスや商品をアピールする場として設けられます。
美術や学術を対象としない点が、展覧会との主な違いです。

出展のメリット

展示会に出展することは新規のお客さんの獲得に結びつきます。さらに、展示が終わった後も、訪問者からの紹介により新たな縁が生まれ、「人が人を呼ぶ」状況になりやすくなります。
また、多くの人と出会うチャンスでもあり会社の成長につながります。

出展する際は、多くのお客さんが訪れるブースを目指したいところです。

では、人を引き寄せる展示ブースとはどのようなものなのか見ていきましょう。

人を引き寄せる展示ブースの特徴

展示内容が視覚的にわかりやすい
企業の活動内容がすぐに理解できる
ブースの雰囲気が明るい
訪問者の滞在時間が適切である（短すぎず、長すぎない）

①展示内容が視覚的にわかりやすい

展示会でお客さんを引きつけるためには、注目を集めることが重要です。
多数のブースが存在する中で、目立たなければお客さんがブースに気付かず通り過ぎてしまう可能性があります。

ただ派手にするだけではなく、企業の個性を活かして興味を引くことがお客さんに立ち止まってもらうためのポイントと言えるでしょう。

リーグラフィはコーポレートカラーであるピンク色をタペストリーなどの掲示物に多く使用し、ブースが目に入るよう工夫しました。

②企業の活動内容がすぐに理解できる

何をしている企業なのかがわかるだけで、ブースに入るハードルは大幅に下がります。

『どのような企業か、事業内容、商品、サービスは何か』
これらをブースで表現することで、自社の商品やサービスを要としている人々に情報が届きやすくなります。

リーグラフィでは、事業内容や事例を詳しく掲載したパンフレットを配布したり、Web制作会社であることを伝えるため、Web診断コンテンツを用意しました。

また、のぼりにも自社の特徴である『DX』と大きく書くことで「DX企業の話を聞きたかった」とお客さんからお声がけいただくこともありました。

パンフレット、診断コンテンツ、のぼりでどのような企業なのかをアピール

③ブースの雰囲気が明るい

照明が暗かったり、スタッフが入り口を塞いでいるとお客さんはブースに入りずらくなります。
空間を明るくし、接客を親しみやすい雰囲気にすることもポイントです。

照明を使用し、明るいブースに

④訪問者の滞在時間が適切である（短すぎず、長すぎない）

『バンドワゴン効果』をご存知ですか？
これは他の人々が何かを支持や好評価していると、自分もそれを支持したり同様に評価する傾向を指すものです。

例えば、化粧品や書籍を「周りのみんながいいと言っているから自分も買ってみよう」と考えるのも、バンドワゴン効果の一つです。

展示会では、人が集まっているところへ『何か面白いことがあるのかな』とさらに人が集まってきます。この効果をうまく活用すると、お客さんが次々とブースに訪れるようになります。
そのためには、「ブースにお客さんがいない時間」を減らし、常に人がいる状態を維持することが重要です。
展示物をじっくり見られるようにしたり、体験コーナーを設けたりするなどの工夫をしましょう。

リーグラフィでは今回のイベントに向けてwebの診断の体験を用意し、各人が約5〜9分間滞在できるように配慮しました。
その結果、2日間でお客さんがほぼ途切れることなく、常に賑わう状態となりました。

注意点
人の滞在時間が長すぎると混雑時に新規の来場者が入りづらくなったり、対応が遅れる可能性があります。
より多くの人に訪れてもらうためにもバランスを考慮して展示のボリュームを決めましょう。